転職を考えたら~どの方法で就職先を決めるかについて
看護師として就職、転職を考えたとき、あなたならどのような方法で転職をしますか?
看護師が転職する経路をまとめてみたいと思います。
転職は看護師として行うことを前提として進めていきますので、もし、転職が看護職以外でしたら該当しない内容になると思いますので、あしからず。
就職・再就職のパターンとしては、自分自身で進めるか、進めないかの2パターンです。
目次
【誰かに依頼する方法】
①地域の看護協会に相談する
⇒多くの病院や医院、クリニックなど看護師が重要職についているところは、結構登録を行っているので、就職も割とスムーズに進みます。
利用は無料ですが、登録が必要です。
県の看護協会は地元の案件に強いので、登録して一度検索するのがいいですね!
看護協会が運営する検索サイト「e-ナースセンター」
②人材派遣会社を利用する
医療に特化した人材派遣会社を選択するのがベストですね。
人材派遣会社としては医療系を取り扱っているところもありますが、医療に特化しているサイトを使った方が、検索がより絞りやすく、自分に合った転職先が検索できます。
いろいろとあるので、大手の会社を複数登録しておくのがいいです。
複数選択していないと、会社によって得意な地域があるので、
全然ヒットしないなんてこともあります。
あとは、コンサルティングをしてくれるので、自分の希望を相手先に伝えた上で転職希望をだせるので、自分の希望に合わせて転職先が選定できるところがいいですね!
大手でいうとナースパワー人材センター、や、マイナビ看護師TOPなどは、とりあえず登録しておいて損はないと思います。強引に転職を進めてくることもありませんので、提案が気に入らなければ、改めて探してもらえばいいだけです!
転職を少しでも考えているのであれば、できるだけ早めに登録をしておくことをおすすめします。
希望に合致したものは焦っているときほどでてきません。
焦って転職すれば、やはり希望とは違ったと退職することにもつながりません。
転職を考えていなくても登録しておくのもありかもしれませんね!
③ハローワークを利用する
ハローワークのいいところは、労働に関する情報も一緒に収集できるということです。
それと、思い切って看護師ではない働き方をすることもできます。
正規雇用においては事務職よりは看護職の方が給与がいいのはわかりますが、非正規雇用において、事務職と看護職の差はそこまで開いていません。
非正規で働くのであれば、看護職以外も視野に入れて検討するのもありですね。
看護職以外で勤務して改めて自分が看護師を続けていくかどうかも考える機会とするのも一つの手ですね!
【自分自身で行う方法】
④知り合いの務める病院、医院に直接話をすすめる
勤務年数をある程度重ねると知り合いから引き抜きの話なんかもでてきます。
これは新人看護師にはあまりないかもしれませんが。
それでなくても、勤務医の医師が開業するのに乗じて、転職をすることもあります。
知り合いの病院等に転職する際は、知り合いだからと妥協せず、雇用条件をしっかりと話し合いましょう。
看護師に限らずですが、この点は非常に難しいです。
就業の条件が決まる前に転職を決めるのはしないようにしましょう。
⑤フリーペーパーや新聞などの紙媒体に記載の情報を調べる
条件等が簡単に書いてあるもので、特に勤務時間と給料が記載されたものが多いため、しっかりと問い合わせて、勤務条件を確認しましょう。
特に、給与に幅を持たせている場合、大半は下の方の額での雇用をし、勤務年数に応じて給与をあげるという話になります。
どのぐらいで給与があがるのか確認していきましょう!
⑥インターネットなどで検索して直接連絡する
⑤と同様で簡単な勤務状況があるだけなので、しっかりと先方に確認をとりましょう。
看護師として仕事を継続していく際、
勤務条件が自分のライフスタイルに合っているかどうか、残業や時間外活動(研究、研修、学会への出席)などが
ないかも確認していった方がいいですね。
勤務はしっかり帰れるのに、持ち帰りがあるようでは勤務時間外もゆっくりとプライベートが確保できません。
看護師として仕事をしていない場合は、「看護師等の人材確保の促進に関する法律」に基づいて、都道府県の「ナースセンター」へ届け出ることが努力義務になりました!
つきましては、退職後もしばらく看護師をする予定がない場合は届け出をしておきましょう!
もちろん努力義務なので、届け出をしなくても、法律で罰せられるなんてことはありませんが、離職時の状況や転職における希望などがあれば適宜情報の提供がなされるように制度化したものなので、看護職のよりよい働き方をつくるためには登録していただくことが望ましいですね。
私は看護協会のものではありませんが(笑)
看護師等の届出制度については、日本看護協会のサイトを参照されるとよいと思います。
⇒日本看護協会|看護師等の届出制度について