在宅介護の家族35%が「憎しみ」を感じている





親や配偶者の在宅介護を担う家族の80%がストレスを感じており、3人に1人は「憎しみ」まで抱いていることが21日、連合による意識調査でわかった。連合は「介護をする人の支援が必要だ」と指摘している。

調査は連合加盟の労働組合を通じ2~4月に実施。自宅で親や配偶者、配偶者の親らの介護をする40歳以上から、1381件の有効回答を得た。

ストレスの有無を尋ねると、25.7%が「非常に感じている」、54.3%「ある程度」と答え、計80%に登った。

「憎しみを感じている」との回答は35.5%。

認知症患者の介護では症状が重いほど割合が増え、日常生活に問題行動が見られるレベルだと69.2%に達した。

虐待した経験が「ある」とした人は全体の12.3%。

重い認知症の場合では26.9%だった。

在宅で介護をすることはとても負担が大きい。
特に家族が精一杯している中で、不用意にこうした方がいいですとアドバイスすると、それが精一杯しているのにもう無理と燃え尽きる原因にもなりかねない。在宅で介護をすることはとても大変なことなんだということを前提に、家人とともに負担を軽減できる方法を模索していくことが必要です。

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