冷房による体の冷えはどう対策をとるといいの?





冷房が入った部屋にいると、足元から体が冷えてきますね。

夏の冷えは水分代謝を悪化させ、頭痛やめまいなどの原因にもなります。体の中からも外からも、冷えにくい体に変えていきましょう!

 

冷房の温度は何℃ぐらいに設定していますか?

例えば、28℃でも、冷たい空気は下に行きますから、床面の温度は約18℃。足元から冷えてしまいます。通勤の時に汗をかいた後、冷房のきいた部屋に入った場合、汗が蒸発することで熱が体から奪われ、さらに冷たい空気にさらされることによって体温が急激に低下します。寒さを感じなくても体はかなり冷えている状態です。

 

こうした温度差が、最も体を冷やしますから、特に冷やしてはいけないツボのある首の後ろやお腹、足首などは覆うようにしましょう。オフィスにストールやカーデガンをおいておくといいですね。反対に、胸元は熱気がこもりやすいので、冷却シートなどで冷やすと暑さがひきます。

 

夏の冷えの特徴は、血行不良に加え、水分の代謝が悪くなること。摂取した水分が体にたまり、むくみや下痢、めまい、頭痛といった症状を引き起こします。また、30代は、東洋医学では、ちょうど体の変わり目の時期。年齢的にも体内の水分のめぐりが悪くなっているときなので、自律神経のバランスが崩れ、体温調節機能が鈍くなったり息苦しさや不眠、うつの症状などがでやすくなったりします。

なるべく体を冷やさない、冷えたら温める、ということを心がけて過ごしてください。特に生理予定日の3日前からは、体を冷やす飲み物は控えるようにしましょう。

血行や水分の代謝を促す下半身の筋肉を鍛えることも大切。週に数回、ひと駅分歩くだけでも違ってきます。

東洋医学では、「冷えは万病のもと」と言われています。20代、30代の体の冷えが蓄積し、更年期の症状が前倒しになることもありますから、体は1年を通じて冷やさないことが大切ですね!

 

夏の冷えの原因&予防策のまとめ

女性は男性よりも体が冷えやすい。熱をつくり出す筋肉が少なく、一度冷えるとなかなか温まらない。脂肪が多いからですね。また、長時間オフィスの椅子に座ったまま仕事をするなどして、体内の血液や水分のめぐりが悪くなると、体の冷えやむくみを引き起こす原因になりますよ。

「夏の冷え」予防方法
1.首の後ろ、おなか、足首を冷やさない
2.毎日、38~40℃の湯船にじんわりと汗がでるまで入る
3.生理予定日の3日前からは体を冷やす飲み物を控える
体を冷やす飲み物…コーヒー、緑茶、ビールなど
体を温める飲み物…紅茶、ココアなど
お酒を飲むなら常温のワイン
4.つま先立ちやスクワット、ひと駅ウォーキングを行う

 

 

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