歳をとると筋肉痛は遅れてでるってホント?





歳をとると筋肉痛は遅れてでるってホント?

「筋肉痛」の原因は、

①運動によって筋細胞の中にできたミクロの傷が回復するときに、

炎症を起こす。

②筋肉の中に疲労物質(乳酸)が蓄積され、これが筋肉への酸素

供給を阻み、結果痛みが出る。

現代医学でも解明されていませんが、この二つの説が有力です。

よって、基本的に普段あまり運動をしていない人は筋肉が傷つき

やすいので痛くなりやすい

また筋力が弱い部分も同様の傾向が見られます。

加齢による差異はなく、高齢者でも筋肉が活性化している人は、

多少の運動では筋肉痛は感じません。

では、加齢が原因で筋肉痛がでるのは遅くなるのか?

科学的な検証がないため、答えはNoです。

しかし、なぜ多くの人が「年をとると筋肉痛は遅れてでる」と感じるのでしょう。

理由の一つは、

加齢と共に代謝(筋肉の回復)が低下し、

運動⇒炎症⇒回復のサイクルが遅くなるため。

筋肉は普段から刺激を与えているとすぐに反応しますが、

運動量が減って筋肉の反応が鈍くなると、筋肉痛も

遅くでるのです。

もう一つは、使う筋肉の種類の違い。

瞬間的に大きな力を必要とするときに使う「速筋」は、

持久系の運動に使われる「遅筋」よりも筋肉痛が

遅くでる特徴があります。

大人になると普段あまり運動をしない上に、

引越し作業や運動会でダッシュするなど、「速筋」を使う機会が「突然」あるため、

「大人になると筋肉痛が遅れてでる」と感じるのです。

実は、そもそも子供の筋肉は、筋肉痛になりにくい構成をしています。

速筋に比べ遅筋は筋肉痛になりにくい性質をもちますが、

10歳位までの筋肉は全て遅筋で構成されているのです。

成長の過程で速筋と遅筋に分かれていき、

だんだんと筋肉痛を生じやすい体へと変化していきます。

なお、女性より男性のほうが速筋が発達しやすく、

性別による違いも見られます。

筋肉痛からの回復には?

筋肉痛の時は、強いマッサージを行うのはNGです。

筋肉が回復する時なので、外から強い刺激を与えると、

回復の邪魔をしたり傷つける可能性があります。

揉んだり叩いたりせず、ストレッチや有酸素運動、皮膚を優しくさすって血流を促し、

老廃物を流すのがオススメです。

痛みが激しいときは冷やし、痛みが治まったら温めてマッサージするのがいいでしょう。

筋肉の回復には栄養も重要です。

その栄養とは、

良質な蛋白質、ビタミンB1を摂取することで回復を促せます。

食べ物でいったら豚肉ですね。

筋肉痛がひどい時は豚の生姜焼きなんていかがですか?

あと忘れてはいけないのが休養ですね。

筋肉痛があるときには、無理くり動けばなんとかなる!と

動かしていると長引いてしまうことがあります。

私自身が結構そういうタイプでした・・・。

筋肉痛がでると、がんばったな!って感じて達成感を感じちゃって

いました。

本当はあまり良くないです。ほどほどにね。

筋肉痛にならないためには?

これはズバリ定期的な運動が一番です。

でも、いつもしている運動と違う筋肉を使えば当然筋肉痛はでてきてしまいます。

それでも、習慣のある人は軽めにでますよ。

ウォーキングしている人も、ダンベルもって腕を大きく動かすなどすると

上半身もしっかりと運動しているので、筋肉痛も出にくいです。

運動においては、全身運動で、かつ、有酸素運動であることがいいですね。

踏み台昇降なんてのは家の中でできるし、全身運動かつ有酸素運動になり、

また、骨盤周りの筋力も上がるので、姿勢がよくなったり、腰痛になりにくくする

効果もあります。

気になる方は一度下のページをご覧下さい。
↓   ↓   ↓
>>昇って降りるだけで簡単にシェイプアップできる踏台昇降ボックス「フミッパー」

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で