十分な睡眠が”痛み”を感じにくくさせる
睡眠不足が痛みの原因?
患者さんが”痛み”がなく過ごせるようにと、気を配り看護をしていますよね。
そんな中、長めの睡眠が痛みを感じにくくさせることが米国の研究で明らかになりました。
研究では、「習慣的な時間での睡眠群」と「ひと晩10時間の睡眠群」に分かれて(n=18)4晩過ごさせた後、指に熱源を当てていられる時間を計測しました。その結果、10時間睡眠群の方が25%長く、つまり睡眠時間の増加が痛覚感受性の低下につながることが示唆されたんです。
その研究によると、2群の睡眠時間の差は一晩あたり平均1.8時間でした。
慢性疼痛に悩む患者さんなどに、薬物療法だけでなく、いつもより”少し”長めの睡眠をアドバイスしてみるのもよいかもしれませんよ。
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