ナースセンターが看護師の就業マッチングに努力しています!





平成25年に有効求人が183,588人だったのに対し、就業したのが12,270人。求人充足率は8.8%程度これは少ないと見ますか?

もう少し数字を見ていきます。

有効求職者(つまり就職したい看護師)は66,311人

この数から、有効求人倍率は2.77倍。
1人の看護師を2.77の施設で求めている状況です。

有効求職者66,311人の看護師のうち、実際に就業したのは12,270人。割合で言うと、18.5%です。

これもまた少なく見えますね。

この数字にはまだ裏があって、実は、66,311人の求職者のうち、実際に働こう思って面接などに動いたのは18,205件しかないんです。それは、求職活動をしている人のうち、27.5%しか実際に面接等に進まないという現実です。

そして、面接等の結果勤務する割合は12,270人、割合にして、67.4%です。60%を超えてきたのでおおって思っている人も増えたと思います。

しかし、12270人という数字がどのように見えるのかも人それぞれですが、看護師として働きたいなと思いながらも様々な理由があって就業に及ばなかった人が【54,041人】いるということです。

ちなみにハローワークも同様の情報を出していますが、求職者の紹介成功率は41.5%とナースセンターよりも低くなっています。ナースセンターの方がマッチング精度は高いということですね。やるじゃんナースセンター!

いろいろと統計情報の数値をみて思うのは、看護師一人ひとりの実情に合った紹介を看護協会の方がしていると考えるか、もしくは看護協会で紹介を受ける看護師の方が勤務に対して意欲的なのかもしれないですね。紹介の精度か、求職者の質かいろいろな要因分析はまだまだ続きます!

以前、悪質な職業紹介業を撲滅するために、転職後の就業継続年数の数値を統計資料として提出することがあったように思うのですが、一般公開を切に願いますね。それができぬのなら、日本中の看護師さんの力を総結集して職業紹介所の就業継続年数の比較調査も是非ともしたいところです!

看護師が安心して就業できる環境を作ることは、日本全国の病院、クリニックの人材確保にも多大な影響を生みます。そして、無用な転職を繰り返すことによって病院の経営に打撃を与えることもなくなります。医療の健全化に繋がりますね!

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