看護師の採用コストは、何年定着すると元がとれるの?





病院とって看護師の定着は目標なのか?
 
定着率という数値表現には、
①継続年数によって組織貢献できる人材の増加
 
②新規採用に対する採用コスト、教育コストの削減
 
定着することのメリットが高いとするのが今の考え方です。
 
継続することによって効率化が図れるというのは、個人の力量であり、組織の力量ではない。誰が行ってもおおよそ同じ様に業務が行えることが本当の効率化だと思う。
 
新規採用は新しい風とも言える。
人材が交流することによって、今まで当たり前だと思っていたことに改めて疑問を持てる。改善点が見える。
 
 複数の病院で勤務する経験を持つということは、医療に対して正しさを改められるということにもつながる。
 
 複数の病院で勤務するということは、雇用されているという強い主従関係から解き放たれ、真に議論できる場を作ることになると考えている。
 
定着は病院の経営指標の一つではあると思うが、定着率を上げることのみを考えると本来の目的を見失うことになりかねないですね。
 
看護師の定着率はどの程度の期間をみているのでしょうな。
1年?2年?3年?5年?
 
定着率が伸びることによって採用コストが削減できるのであれば、損益分岐は何年目なのでしょう。
 
<予備知識>
定着率=
一定期間を通して就業を継続した従業員 ÷ 一定期間の開始時点で雇用された従業員の数☓100
 
つまり、
一年の開始時に10人の新人が就業し、2人がやめた場合は
(10 – 2) ÷ 10 ☓100 =80%
 
 

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