注射針の処理の際、両手でリキャップをしてはいけない
注射針の処理については、針刺し事故防止の観点から「リキャップしないこと」を原則として行っていますね。
止むを得ず行う場合には、両手を使わないことが重要です。
針刺し事故防止対策としては、
①使用直後に針を廃棄できるようにベッドサイドで廃棄ボックスを使用する。
②針刺し事故防止機構付きの製品(翼状針、静脈留置針)を使用する。
③”リキャップしない”ことを原則とするが、やむを得ずリキャップをする場合は、キャップを手で持たず膿盆やトレイなどにおいたまま片手ですくい上げるようにしながら行う(スクープ法)、といったことが考えられます。