生理痛や頭痛が夏に悪化するなら原因は冷えですよ





猛暑が続く夏場

実は、暑さをしのごうとする生活スタイルが体を冷やし、頭痛や生理痛の悪化を招く恐れがあるんです。

きちんと対処して、夏を楽しくすごしましょう!

夏にこんな生活していませんか?

□ 冷たい飲み物をよく飲む
⇒氷入れの飲み物は内蔵を冷やしてしまうので、「氷なし」が鉄則です。水分補給は常温が温かい飲み物がGood!

□ 素足でサンダルというスタイルが多い
⇒足は特に冷えるので、素足はNG。ストッキングやフットカバーを履くようにしましょう。

□ 冷房の聞いた場所で長時間過ごす
⇒首、手首、足首などくびれた部分を温まれることが大切。冷えてしまった場合は、入浴時に湯船に浸かったり、足湯で体を温めるといいですよ。

□ 冷房の利いた屋内から屋外への出入りが多い
⇒温度差によって自律神経が乱れ、体温調節ができなくなり冷えの原因になります。羽織るものの脱ぎ着で調節したり、冷房の利いた場所では温かい飲み物で体を温めましょう

□ 冷房が苦手なので扇風機の風に当たる
⇒扇風機の使い方に注意です。直接風に当たると体を冷やす結果になります。風を循環させて、体に直接当てないようにしてくださいね。

 

どうでしたか?

当てはまる項目はありましたか?

冷えによって痛みが悪化することも

暑い夏、冷えとは無縁と思いがちですが、この時期に体が冷えるという女性は結構多いんです。例えば、冷房の利いた室内でのオフィスワーク、外出時に感じる室内外の温度差、素足にサンダルというスタイル、氷の入った冷たい飲み物ばかりを飲むといったことは、誰でも見に覚えがある夏の過ごし方です。

ただ、こうした習慣が気付かないうちに手足だけでなく内蔵まで冷やしてしまう原因を作っています。この夏冷えが頭痛や生理痛の痛みを悪化させる原因につながっているんです。

見過ごされがちな生理周期による頭痛

そもそも生理前後は”痛み”のリスクが高まる時。腹痛や腰痛といった生理痛は生理周期、つまりホルモンバランスの変化によって起こりやすくなります。繰り返し起こる頭痛も生理周期に関連したものと考えられ、女性ホルモンの影響により、排卵の時期と生理直前に発生しやすくなります。

 

生理周期(ホルモンバランス)と頭痛&生理痛の関係


エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌の変化によって、排卵、子宮内膜への受精卵の着床、妊娠と進むが、着床しなかった我愛、子宮内膜がはがれ落ち、血液とともに体外に外出される。これが生理のメカニズム。このプロセスで、子宮収縮を促すプロスタグランジンという物質が分泌されるが、この過剰分泌が生理痛の主な原因になる。また、排卵期と生理直前に見られるエストロゲンの急減が、セロトニンという脳内物質に影響して脳の血管を拡張し、頭痛がおきると言われています。

 

生理前後は様々な痛みが起こりやすくなりますが、この時期に注意したいのが冷え。生理時はただでさえ血行が悪い状態になり、体が冷えればさらに血流が滞り、頭痛や生理痛がひどくなる恐れがあります。

つまり、生理前後に冷えは大敵ってことです!

体を冷やさないように生活することはもちろん、しょうがや根菜など体を温める食材を取り入れた食生活を心がけることも大切です。頭痛や生理痛が置きた時には我慢せず、早めに鎮痛剤を飲むのも適切な対応といえますよ。

痛みは快適な生活を妨げるものです。しっかり対処して、夏を楽しく過ごそう!

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で