飲み込みが急に悪くなった。アカラシアと言われた・・・
これは、私が二十代のころ、急におそってきた病気の記憶です。
私は、看護師をしており、病気が発症したのは総合病院で3年を終えようとしていたころでした。
病棟で毎日のように走り回り、仕事をしていたあの日、突然その症状はでてきたんです。
いつものように喉が乾いて、水を飲もうと休憩室に立ち寄り、冷蔵庫からペットボトルのお茶を取り出し、一気に飲み始めた。すると、喉が詰まったような感じがしてたまらず近くに合ったシンクにすべてを吐いた。
何が起こったのかわからなかった。でも、立ち止まって考えている暇もなく直ぐにペットボトルを置き業務へ戻った。水が飲めていないのですぐに喉が乾き、また水を飲む。さっきのことがあるから一気には飲まないようにして一口含んで飲むと、さっきと同じ様に喉がつまったような感じがして、吐き出さずにはいられなかった。なんだか不安に感じたが、とりあえず仕事を続けた。仕事が終わる頃には、軽い頭痛に悩まされた。
どうなったんだろう。
その後も症状が続くので医者にかかった。
体格的なこともあり、すぐには診断も付けられず、
アカラシア疑いと診断し、内服治療が開始された。
Ca拮抗薬を内服して経過を見ることとなったが、血圧は決して低めではないので、内服するが、いつもより血圧が低めになるのか、朝のだるさ、仕事中の貧血のような症状、とても普段どおりには体を動かすことができなかった。結構薬のダメージもあり、しんどかったですね。
食事が喉を通らない
実際に起こるととんでもなくしんどい。
実はこの症状10年経ったけど、改善はしていません。
経過が長いのもアカラシアの特徴なんだそうです。